危険なダイエットは?プロテインやゆで卵は絶対ダメ!の続き

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太っている人と痩せている人では腸内細菌が違う?

「なぜ、あの人はたくさん食べているのに太らないのだろう?」

「そんなに食べてないのに、全然痩せない」

と、思ったことはありませんか?

実は、太っている人と痩せている人とでは、腸内に住んでいる細菌の種類が違うことが、近年の研究によって、明らかとなったようです。この研究は、ワシントン大学のJ・ゴードン教授が行なったもので、教授はマウスを使って、

  1. 腸内細菌を持たない無菌のマウスを二つのグループに分ける
  2. 一つのグループには、太ったマウスからとった腸内細菌を植え付け、もう一つのグループには、通常の体型のマウスからとった腸内細菌を植え付ける
  3. その後、同じエサを食べさせて観察する

という、太りやすさの実験をしたところ、なんと、太ったマウスから腸内細菌を植え付けられたグループは、同じエサを食べていても、普通の体型をしたマウスのグループよりも、肥満になりやすいことが分かったのです。


ロシアの細胞・ 遺伝学研究所の前に建てられたマウスの像。病気の身体的メカニズムの解明や新薬の開発のため犠牲になったマウスに敬意を表したもので、白衣を着てメガネをかけたマウスが DNAの二重らせんを編んでいます。

腸内細菌とは?

この実験の結果から、太りやすさは腸内細菌が決めていたことが明らかとなったのですが、腸内細菌とは具体的にどんな細菌のことをいうのでしょうか?

腸内細菌は、大きく分けて、善玉菌、日和見(ひよりみ)菌、悪玉菌の3つに分けることができ、善玉菌が優勢ならば痩せ、悪玉菌が優勢ならば太るそうです。

(日和見菌は、善玉菌が活発に動いていれば、善玉菌に、悪玉菌が活発ならば悪玉菌になる菌)

しかし、この腸内細菌、生後12ヶ月で決定されるそうで、なんと、その後は、生涯にわたりほとんど変化しないというのです。ということは、親から太りやすい腸内環境を受け継いだ場合、自分の力ではどうしようもなく、生涯、痩せることが不可能だということになります。

これを聞いて、

「ああ・・やっぱり太りやすいのは遺伝なんだ・・・」

「ダイエットをしても痩せないわけだ・・・」

と、落ち込んでしまいそうな話ですが、ちょっと待ってください。

実は、腸内細菌を遺伝子検査で調べると、1000兆個という気の遠くなりそうな膨大な数の中、目に見えない部分で数の変動が起こっていて、このごくわずかな変動が、腸内環境を左右していることが分かったのだそうです。

つまり、太りやすい腸内環境をしている人でも、善玉菌を元気にし、増やすことによって、痩せやすい身体に改善することが可能なのです。

善玉菌を増やせば痩せる

それでは、善玉菌を優勢にするためには、どのようなことをすれば良いのでしょうか?

善玉菌が優勢の人は、善玉菌が好物にする食事を自然にとっているのですが、それは、食物繊維の豊富な野菜です。野菜に含まれる食物繊維は、腸内細菌の大好物で、食物繊維をたくさんとっていると、腸内細菌の数が増えます。

もちろん、悪玉菌も食物繊維は大好物なのですが、不思議なことに、食物繊維をエサにした悪玉菌は増えることがなく、身体に悪さもせず、むしろ身体に良い働きをするようになる、つまり、悪い子から良い子に変身してくれるというのです。

また、お肉など、高脂肪の食べ物を食べているときでさえも、食物繊維を一緒にとっていると、悪玉菌の数は増えないため、食物繊維は私達の強い味方なのです。

水溶性の食物繊維

ところで、この食物繊維、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があるのですが、腸内細菌が好むのは、腸内で発酵しやすい、水溶性の方です。

水溶性食物繊維が豊富に含まれいてる食品には、次のようなものがあります。

  • 海藻類・・・昆布、わかめ
  • 豆類・・・いんげん豆、ひよこ豆、小豆、大豆、えんどう豆、納豆
  • 野菜・・・エシャロット、ニンニク、ゴボウ、キャベツ、アボカド、モロヘイヤ、サトイモ、オクラ
  • その他・・・コンニャク、梅干

不溶性の食物繊維

とはいえ、不溶性食物繊維も腸にとってとても重要です。不溶性は水溶性のように水には溶けませんが、水分を吸収して膨らみ、からめとる性質があるため、腸内にたまった食べかす、細胞の死骸などはもちろんのこと、腸内に入り込んだ、水銀、カドミウムなどの有害金属や発ガン性物質などもからめ取り、大便とともに一緒に排泄してくれます。

不溶性食物繊維が豊富に含まれいてる食品には、次のようなものがあります。

  • 豆類・・・いんげん豆、ひよこ豆、小豆、大豆、えんどう豆、おから
  • ネバネバ食材・・・オクラ、納豆
  • 香味野菜・・・ニラ、シソ、パセリ
  • きのこ類・・・キクラゲ、干ししいたけ、エリンギ、シメジ、エノキダケ
  • 乾物・・・切り干し大根、カンピョウ
  • その他・・・モロヘイヤ
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食前キャベツがおすすめ

そこで、おすすめなのが、「食前キャベツ」です。食事をとる前に、小皿に一杯分のキャベツ(約100グラム)を1日3食食べるだけで、腸内環境が劇的に変化します。

実は、私も食前キャベツを実践中なのですが、なんと、食べて数時間後、早くもお通じが。初日のことだったので、その効果にびっくりしました!

今は、まだ、始めて3日目ですが、この調子でがんばっていこうと思います。

ただ、生のキャベツをバリバリ食べていると、さすがに飽きてきました。それにかたくて食べにくい(汗)

そこで、塩もみして食べたところ、お漬物みたいでとても美味しかったです。

いくら身体に良いといわれるものでも、毎日食べていると飽きてくるので、ポン酢、塩、味噌、オリーブオイルなどで、味に変化をつけるようにすれば、長く続けられそうです。

ここで気をつけたいのが、既成品のドレッシングやマヨネーズ。これらは腸内細菌を傷つける保存料や添加物が入っていることから、避けた方が良いそうです。

また、腸内環境を整える以外にも、キャベツはがん予防にも効果が高いことが分かっているのでぜひ、おすすめです♪

ヨーグルトホエイで痩せる!栄養は?作り方は?へ続く

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