私は、じんましんの治療に、
ボアラ軟膏を使っていたのですが、

ある時から、かゆみがひどくなり、
ボアラ軟膏が効かくなってしまったため、

皮膚科の先生に、
もう少し強めの薬を出してもらうよう頼みました。

そこで出してもらったのが、
アンテベート軟膏とヒルドイドソフトの、
混合クリームでした。

この塗り薬はとても良く効いたのですが、
それもつかの間、副作用と思える症状が現れてしまいます。

体のあちこちに、大きく盛り上がって、
真ん中が白く膿んだ、まるでニキビのような
おできができ始めたのです。

特にお尻から太ももにかけて、
大量にできてしまったのですが、

当初は、この塗り薬が原因だとは気付かなかったので、
塗り続け、ますますひどい状態になってしまいました。

その後、塗り薬をやめ、
悪化は止まったのですが、

一度できてしまったおできが治るのには、
結構時間がかかってしまったのでした。

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副作用?

にもかかわらず、しばらくして、
指が切れ、たまらなくなり、
またしても、使ってしまいました。

すると、今度は、塗った指にではなく、
足に小さな赤い膨らみができてしまったのでした。

私は、成分が浸透し、
足に副作用が出てしまったのだと思い、
先生に尋ねてみると、

意外にも、副作用ではなく、
この塗り薬には、抗生剤のような、
細菌を殺す成分が入っていないことから、

皮膚を掻(か)くことで、そこから細菌が入り、
ニキビのような発疹ができるのだと、
教えてくれたのでした。

そして、おできができた時のために、
ナジフロクリームという、
細菌の増殖を防ぐ塗り薬を出してもらい、

副作用ではないと知り、
安心してアンテベート軟膏と、
ヒルドイドソフトの混合が使えるようになったのでした。

免疫力が低下

ただ、ボアラ軟膏を使っている時には、
ニキビのような発疹は全く出なかったので、
疑問に思い調べてみると、
ボアラ軟膏はニキビの治療にも使われるのだとか。

それなら、ニキビができないのも、
納得ですね。

ではなぜ、アンテベート軟膏と、
ヒルドイドソフトの混合を使うと、
駄目なのか調べてみると、

アンテベート軟膏を使用すると、
免疫力が低下するそうで、

・おできやにきびのような発疹ができる
・毛のう炎(毛穴の深い部分で起こす炎症)
・真菌(カンジダ症)に感染
・皮膚の乾燥
・体毛が濃くなる
・皮膚萎縮(血管が透ける、皮膚が薄い感じがするなど)

などの症状が現れることがあるのだとか。

確かに、私にも思い当たる症状が、
いくつかありました。

つまり、ニキビができること自体が、
副作用という訳ではなく、

免疫力が低下した結果、ばい菌に感染してしまい、
ニキビのような発疹ができたのですね。

(ヒルドイドソフトだけでは、
 このような症状は起きないようです)

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毛のう炎が悪化?

そして、つい1週間ほど前のことなのですが、
じんましんが出たことから、

いつものようにアンテベート軟膏と、
ヒルドイドソフトの混合を、
5日間ほど塗り続けたのですが、

今度は、右足のくるぶしの上の辺りが、
みるみるうちに腫れてきたのです!

ついには、くるぶしの辺りまで腫れて、
赤くなり、痛みが出たので、

ダメ元でナジフロクリームを塗ったところ、
なんとか腫れと痛みは引いてきたので、
ほっとしています。

もしかすると、
毛のう炎が悪化したのかもしれません。

やはり、薬は薬、
その場をしのぐためには有用ですが、

根治を目指すなら、
地道な体質改善ですね。

頑張るぞー!!

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