ラロッシュポゼは皮膚科が勧める敏感肌用化粧品
私は子どもの頃から肌がとても弱く、
20代半ば頃から敏感肌用の基礎化粧品を使っています。
ただ、使い始めた当初は、
「これだ!」
と思った基礎化粧品も、季節や体調のせいなのか、
いつしか肌に合わなくなり、
ヒリヒリしたり、ムズがゆくなったり、
そんなことを繰り返していました。
様々な敏感肌用の基礎化粧品の中でも「NOV」は、
どんな時も肌がヒリヒリすることなく、
長く愛用していました。
しかし、ついに「NOV」でさえも、
ここ最近の体調不良で、肌のコンディションが悪くなったせいか、
つけ心地が悪くなったように感じ始めたのです。
具体的にいうと、肌にローションが浸透せず、
ずっと浮いている感じがして、クリームを塗っても、
しっとりせず、まるで水浸しの状態に・・・
そういうわけで、もっと良い物はないかと探し始めたのですが、
正直なところ、新しいのを試すのは怖かったですし、
使い心地が悪くなったとはいえ、肌が赤くなったり、
かゆくなったりするわけではないので、
そのまま「NOV」を使い続けていたのでした。
そんな中、体にできた湿疹の治療のため、
初めて行った皮膚科で、
「ラロッシュポゼ」のパンフレットが置いてあるのを見つけたのです。
なにげなくパンフレットを持って帰り家で読んでみたところ、
肌にとても優しそうだったこと、皮膚科でオススメしていたことから、
試してみることにしたのでした。
そこで、今回は私が実際に使ってみた、
「ラロッシュポゼ」のアイテムについて紹介したいと思います。
トレリアン モイスチャーローション
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【医薬部外品/薬用保湿化粧水】 トレリアン 薬用モイスチャーローション 無色 200ミリリットル (x 1)
まずは、「トレリアンモイスチャーローション」なのですが、ローションを手に取ってみたところ、少しとろっとした感じが印象的で、顔につけると、しっとりと肌に吸い付きプルプルに!
それでいてベタベタせず、つけ心地がとても良かったことが衝撃的でした。
まるで、肌がまだ健康でキレイだった時の状態に戻ったかのようだったので、感動したのを今でも覚えています。
「トレリアンモイスチャーローション」について、「ラロッシュポゼ」の公式サイトでは、
肌をやわらげ、肌本来の機能をサポートするラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)配合の保湿化粧水です。べたつかず、肌に素早くなじみ、潤いを与え保持します。
肌をおだやかに心地よく整え、ふっくらやわらかく、なめらかな肌へと導きます。
と、紹介されているのですが、まさにこの通りでした。
また、ずっと使い続けることで肌質も改善できるそうなので、
期待しつつ、使い続けたいアイテムです♪
トレリアン リッチ
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【濃密保湿クリーム】トレリアン センシティブ リッチ 38g
そして、クリーム「トレリアンリッチ」も、とてもしっとりとしていて、ローションとよく馴染み、肌を外界の刺激や乾燥から守ってくれている感じがします。肌の弱い人はみなそうかもしれませんが、私は、肌が落ち着くと、心もほっと落ち着ちきます。反対に、肌に少しでも違和感を感じると、心もイライラしてしまうのです。
このクリームを塗ると、肌が落ち着いてくるのがとても良くわかり、大げさな表現ではなく、心に平和を感じるのです。
「トレリアンリッチ」について、「ラロッシュポゼ」の公式サイトでは、
皮膚をやわらげ、皮膚本来の機能をサポートするラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)配合のとてもしっとりした使用感の保湿クリームです。皮膚に潤いを与え、保持します。シアバター(エモリエント成分)配合で、乾燥から皮膚を守ります。
と、紹介されています。
ミセラークレンジング ジェル
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【敏感肌用メイク落とし】 ミセラークレンジング ジェル 195mL
そして、私が特に感動したのがクレンジング「ミセラークレンジング ジェル」でした。
それまでは、敏感肌用のクレンジングを使っても、特に唇の周りや目の周りのカサカサしたところがピリピリしたり、洗顔後は乾燥して肌がつっぱる感じがしていたのですが、「ミセラークレンジング ジェル」は本当にやさしく、お肌の調子が悪い時もしみることなく安心して使えます。
そして、洗顔後も、しばらく保湿しなくても大丈夫かと思うほど、しっとりと潤っていることに、とても感動しました!
クレンジング後の自分の顔を鏡で見た時、まだ若くて健康できれいな肌をしていた時の自分に戻ったようなしっとりすべすべの肌が映っていたことが何よりも嬉しかったです。
「ミセラークレンジング ジェル」について、「ラロッシュポゼ」の公式サイトでは、
1本で、メイク落とし、洗顔、保湿まで叶えるクレンジング登場です!
敏感肌にも使える、やさしさを考えた、やわらかなジェルタイプのクレンジングです。肌を強くこすらず、メイクや汚れをオフできるので、肌に負担をかけることなく落とせます。W洗顔不要、お風呂でも使いやすいポンプタイプです。ミセラーテクノロジー(※1)を採用し、肌の汚れだけをミセルの内側に閉じ込め、肌は潤いで満たします。さらに、ヒアルロン酸で、使用後の肌をしっとりと心地よい感触へ導きます。
セレン(※2)を豊富に含む、肌のバリア機能(角層)をサポートするターマルウォーターも配合。
毎日のお肌のケアの中で、最も大事だと言われているクレンジングですが、これなら肌に負担をかけずに、メイクをすっきり落とせます。
と、紹介されている通り、敏感肌にとって、苦痛を感じやすいクレンジングが、エステのように心地良い時間になったことに感謝です♪
※1 植物由来洗浄成分の分子でできた「ミセル」の内側は油となじみ汚れを吸着し、外側は水となじむ構造をしているため、汚れだけをミセルの内側に閉じ込めて、お肌は配合されている保湿成分で潤うのだそうです。
※2 ミネラルの一種で、活性酸素を除去する働きをし、高いアンチエイジング効果があるそうです。
ここで、クレンジングの手順についてもご説明しましょう。
1.顔を軽く濡らします。(濡れいる方がメイクと馴染むそうです。)
2.手のひらにジェルを3~4プッシュ取り、顔につけてメイクとよく馴染ませます。
3.コットンでやさしく拭き取ります。気になる場合は、
水又はぬるま湯で洗い流してもOKです。
これまで使った多くのクレンジングでは、使う前に顔や手を濡らしてはいけない!となっていたので、これもそうだと思っていました。明日からは、顔を濡らしてから使おうと思います♪
また、時間を短縮したい、という合理的な精神からでしょうか。フランスのクレンジングはコットンで拭き取るタイプのものが多く、「ラロッシュポゼ」も基本的にはそうなのですが、私はお湯で洗い流しています。
レダミックRアイクリーム
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【エイジングケアアイクリーム】 レダミック R アイクリーム 15mL
そして、敏感肌にとって、困るのが美容液。
というのも、ローションやクリームが大丈夫でも、エイジングケア美容液が刺激を感じることが多くあるからです。
やはり、配合されている成分の刺激が強すぎるのでしょう。
それでも、やっぱり美容液を使いたい!
というわけで、「トレリアン モイスチャーローション」とクリーム「トレリアン リッチ」はとてもやさしく、使い心地が良かったので、美容液も期待を込めつつトライしてみることに。
使ってみたところ、美容液「 レダミック R アイクリーム」は、とても肌に優しく、心配していた肌荒れやピリピリ感も今のところなく安心して使っています。
使用感はというと、なめらかで、内側からしっかりと潤う感じ。
べたつかず、すっと馴染んで、本当にお肌がすべすべになるので、
ずっと触っていたいほどです。
使い続けると、ますますお肌にハリが出るようで、くすみやざらつきが気になる時でも、あきらめずに、使い続けると良いみたいです♪
ところで、この「 レダミック R アイクリーム」の成分なのですが、「ラロッシュポゼ」の公式サイトでは、
「ピュアレチノール」(皮膚をなめらかに整えることで知られる成分)と、
「プログレッシブ リリース レチノール」の両方を配合した独自のフォーミュラ。アデノシン(整肌成分)が、皮膚本来の働きをサポートしてくれます。
そして皮膚をなめらかに整える、LHA(整肌成分)も配合。
ハリのある、なめらかな、輝くような引き締まった肌へ導きます。
とあり、敏感肌にも優しいレチノールなんてうれしいですね!
敏感肌だけど、やっぱりエイジングケアがしたい、という女心を理解し、その願いを叶えてくれる、とても素晴らしいアイテムだと思います♪
※「レダミックRエッセンス」は、2021年4月の在庫で販売終了となっており、レチノール製品では、ポイントケアとして「レダミック R アイクリーム」、ハリを感じる場合は、「ヒアル B5 クリーミーエッセンス」が代替品となっています
リップクリーム
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【リップクリーム】 リップケア(リップクリーム) 4g
乾燥するとすぐにひび割れたり、ボロボロになってしまう唇。
かと言って、リップクリームを何度も塗り直すとベタつきますし、すぐになくなってしまうので、とても困っていました。
そんな時、実は母からこのリップクリームを勧められたのです。
もともとは、私が母に「ラロッシュポゼ」の基礎化粧品を勧めたのですが、母は、特にリップクリームが気に入ったようで、しっとり潤うと大絶賛。
そこで、私もすぐに購入してみました。
すると、乾いた唇にも、さらっと馴染んでべたつかず、つけ心地が抜群♪
リップによくある、味や香りも気になりませんし、とてもナチュラルな感じです。
ところで、このリップクリームの成分なのですが、「ラロッシュポゼ」の公式サイトでは、
セラミド5(保湿成分)、ビオリピッド(エモリエント成分)、シアバター(エモリエント成分)を配合し、乾燥しがちな唇にしっとり潤いを与える敏感肌用リップクリームです。
と、あり、保湿成分がたっぷり。
それまでは、リップでよけいに唇が荒れたり、むずがゆくなったりしたことがあったのですが、もちろんそんなこともなく、とても快適に使っています♪
BBクリーム
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ)【日やけ止めBBクリーム】 UVイデア XL プロテクションBB(02ナチュラル) SPF50+/PA++++ 30mL 02ナチュラル単品
「BBクリーム」はこれ1本で薄化粧をしたように見える優れたアイテムです。なので、下地クリームや日焼け止めクリームが不要で、ファンデーションのような役割を果たしてくれます。それでも、紫外線からしっかりと肌を守ってくれるので、日焼けの心配はいりません。また、紫外線同様、花粉、PM2.5などの大気中の刺激物質からも肌を守ってくれるので、敏感肌の私は、安心して使っています。さらに、とても薄づきなのにカバー力は抜群で、シミやそばかすなどを目立たなくしてくれることに、とても驚きました。
「ラロッシュポゼ」の公式サイトでは、
ロングUVA防御テクノロジー採用で、紫外線からしっかり肌を守りながら、シミ・色むらなど肌の気になる部分もしっかりカバーし、ツヤのある、自然で明るい印象に仕上がります。
さらに、紫外線や大気中物質の付着から肌を守り、すこやかに整えます。
肌深部にまでダメージを与え、シミ・シワ・たるみなどのエイジングサインの原因を作り出すと言われる”ロングUVA”。
地上に届く紫外線の約75%を占めるロングUVAをブロックするテクノロジーを採用し、ロングUVA領域もしっかりブロックします。肌をやわらげ、肌本来の機能をサポートするラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)配合。
色は、01:ライトと02 ナチュラルの2色からお選びいただけます。
【01:ライト】透明感のある仕上がり <肌色>色白で明るい、ピンク系統の方
【02:ナチュラル】健康的で自然な仕上がり <肌色>黄色肌の系統の方メイク落とし不要で、洗顔料で落とせます。
と、紹介されています。
クレンジング不要で、普通の洗顔料でメイクが落とせるというのも素晴らしいですね♪
(とは言っても、私は「ミセラークレンジング ジェル」を使っているのですが・・・)
ラロッシュポゼ村には、皮膚病を癒やす湧き水が!
ところで、「ラロッシュポゼ」というのは、フランス、ヴィエンヌ県(パリから南西に約2時間行ったところ)にある「ラロッシュポゼ」という村の名前で、「ラロッシュポゼ」のスキンケア製品には、この村の湧き水を使っているのですが、この湧き水がただの水ではなく、様々な肌トラブルを癒やしてくれることで有名なのだそうです。
この水の癒やしの力が発見されたのは、古く14世紀にまでさかのぼり、その後、17世紀には、この湧き水の評判が広く知れ渡ったことで、フランス王ルイ13世の主治医が水の分析を行ったところ、その効用が確かなものであることが証明されたのだそうです。
そして、1905年、ついにヨーロッパ最大の水治療施設、「ターマルセンター」がオープン。
この「ターマルセンター」では、アトピー、湿疹、乾癬、火傷跡、がんの治療後のケアなどを、湧水を使った様々な治療方法を組み合わせて皮膚科医が患者ひとりひとりに合わせたプログラムを作り、3週間にわたる治療を行っているそうです。
治療は午前中だけで、治療費は約6万円ほどなのだとか!
長年、皮膚の炎症やその傷跡で悩んでいる私には「こんなに安くていいの?!」と思ってしまいました。
治療方法
気になる治療法なのですが、代表的なものに、患部に集中して水をあてる「ニードルシャワー」、顔や体に吹き付けるミスト、入浴療法、内側からデトックスするために、皮膚科医の処方に合わせて、毎日決められた量の水を飲む、というのがあるそうです。
効果
そして、最も気になる治療の効果なのですが、傷跡が目立たなくなるのはもちろん、それだけではなく、皮膚粘膜の乾燥、硬化、紅斑、かゆみ、うずきなどが改善。また、傷んだ爪が回復したり、傷んだ頭皮が健康になり、発毛を促すといった効果が認められているのだそうです。
カウンセリング、メイクなど
肌のトラブルはストレスによる影響も大きいと言われていることから、メンタル面からの治療として、精神科医やリラクゼーションセラピストによるカウンセリングがあるそうです。
また、「ラロッシュポゼ」の製品を使って、肌にコンプレックスを抱えた患者が前向きな気持になれるようなメイクテクニックやスキンケアの選び方を伝授してくれる、
ワークショップもあるそうで、
まさに、かゆいところに手が届く、皮膚に悩みを抱えた人たちの聖地と言えます。
経験した人にしか分かりませんが、皮膚の病気はその強烈なかゆみなど、症状の辛さはもちろん、色素沈着などの審美的な問題も大きく、精神的にとても辛いものですが、命にかかわらないせいか、医学として研究があまり進んでいないような気がします。
そんな中でこの「ターマルセンター」のような、皮膚病専門の治療センターがあることを知り、とても驚くと同時に湧き水で治療するという、自然な治療方法をぜひ受けてみたくなりました。
自然に囲まれた、とても静かで美しい環境の中にあるそうなので、ここで滞在するだけでも、心も体も癒やされそうです♪
さて、「ラロッシュポゼ村」まで治療に行ける日がくるでしょうか・・・?
それでまでは、「ラロッシュポゼ」のスキンケア製品で、せっせとお肌のお手入れを頑張りたいと思います!