私は若い頃、いつも5センチ~7センチくらいのヒールを履いていて、スニーカーやフラットな靴はめったに履かなかったのですが、ここ7年ほどの体調不良で、体が疲れやすいことに加え、通勤で歩く距離が長いことから、少しでも負担を減らそうと、スニーカーを履くことが多くなりました。(ヒールは本当に時々です・・・)

な、なのに!!

最近、時々ですが、右足の親指の付け根、つまり、外反母趾が痛むのです!

しかも、靴を履いていない時に痛むこともあり、この間は、寝ている時に痛くて目が覚めたほどです(TT)

一体どういうことでしょうか?

確かに、昔から、ちょっと外反母趾気味ではあったのですが、日常生活に支障はなく、ほとんど気にしたことはありませんでした。

それが最近ヒールを履いていないにもかかわらず、痛み始めるとは・・・

外反母趾はヒールだけの問題ではないのでしょうか?

気になったので調べてみました!

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外反母趾とは?

まず、外反母趾とは、足の親指の付け根の骨が変形して外側に突き出し、親指が小指側に「くの字」に曲がることをいうそうで、親指の付け根の角度が40度以上になるほど重症化すると、
親指が他の指の下に重なってしまったり、
関節が脱臼しているような状態になってしまうそうです。

また、そこまではいかなくても、外反母趾が進行すると、親指の付け根の突出部分(つまり、くの字の部分)に痛みが生じるだけではなく、突出部分にある知覚神経が圧迫されて親指にしびれが生じたり、足の人差し指の付け根や小指の付け根にタコができて痛む、などの症状も出るそうなので、

なかなかジミに厄介な病気と言えますね・・・

原因は?

1.サイズの合わない靴、先の細い靴、ハイヒール

気になる外反母趾の原因なのですが、ご存知の通り、サイズの合わない靴や、先の細い靴、ハイヒールだと言われています。

というのも、これらの靴を履くと足を圧迫してつま先に負担をかけることで、親指の付け根が変形してしまうからです。

また、ヒールを履いていると、歩く時に姿勢が悪くなりがちで、(膝を曲げてチョコチョコと歩いている人を見かけたことがあると思います)関節に負担をかけてしまうため、外反母趾になりやすくなるそうです。

2.歩き方

・足の指を使わず、足の裏で歩く

足の指を使わず、足の裏だけで歩く歩き方をしていると、指の関節が固まってしまい、指を使って歩くことができなくなってしまうことから、筋力が低下。足はどんどん退化していき、その結果、親指が曲がって外反母趾になってしまうそうです。

また、それだけでなく、足の指を使わず、足の裏だけで歩く歩き方は、指の付け根で体重を支えて歩くことから、指の付け根にストレスが蓄積。

さらに、かかとから着地するのではなく、足の裏全体を地面につけて着地することで、足裏に地面からの衝撃を直に受け、そのストレスが蓄積されて、親指の付け根に痛みが出るのだそうです。

こういう理由もあるので、もうお気づきかと思いますが、男性や子どもでも外反母趾になってしまうそうです!

男性の場合は、女性よりも筋力があるため、多少の変形では痛みがでないため、あまり気にしない人が多いそうですが、合わない靴を履き続けていたり、歩き方が間違っていると、知らず知らずのうちに悪化してしまいますので、やはり、気をつけた方が良いようです。

予防

1.靴に気をつける

それでは、気になる予防方法なのですが、まず、靴に気をつけましょう。

①先が細くなく、かかとが高くない
②足の指が靴の中で動かせるくらいの余裕がある(つま先1~1.5センチほどの余裕が理想)
③かかとと甲がフィットしている(靴の中で足が滑って前にずれないため)

パンプスを履くときも、前にすべらず、かかとがしっかりフィットしているものを選べば、足に負担がかからないそうなので、心配な方は、甲に太いストラップのついたものを選ばべ、甲がしっかり固定されて、足が前に滑ってしまうのを防いでくれるそうです。

2.歩き方に気をつける

足の裏全体を地面につけて着地することで外反母趾になってしまう、ということでしたが、それでは、どのように歩いたら良いのでしょうか?

正しい歩き方というのは、

かかとから着地→かかとから親指の方に体重を移動→指をしっかり使って体重を前方に移動→足の裏がすべて見えるように足を地面から離す

なのだそうです。

外反母趾の人は、指の筋肉が衰えているため、「指をしっかり使って体重を前方に移動」ができないそうですが、ここで、足の付け根までしっかり使えるようになると、
筋肉が鍛えられるようです。

最初はちょっと難しいかもしれませんが、ぜひ、この歩き方をマスターして、外反母趾を改善したいですね!

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対処法は?

・足の指の体操を行う

また、足の指を使って、グー(すべての指を曲げる)、パー(すべての指を開く)運動をすると、親指を支えている筋肉が鍛えられるそうで、私もやってみたところ、親指の付け根の筋肉が退化しているのか?全然開かない(汗)たた、親指が開いていることが重要とのことなので、頑張って筋肉を鍛えないと!と思っています。

この体操をすると、軽度~中程度の外反母趾の進行を食い止めることができるそうなので、やってみる価値ありです。

さて、いかがでしたでしょうか。

外反母趾の原因は、ハイヒールだけではなく、意外なことに歩き方にもあることが分りました。間違った歩き方をしていると、いくらウォーキングやスポーツなど、体に良いことをしていても、外反母趾が悪化してしまい、逆に体にも負担をかけてしまうそうなので、ぜひ、靴や歩き方を見直して、健康な足を取り戻したいと思います!

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