みなさんは、耳の下に「ぽこっとしたしこり」ができたことはありませんか?私は、以前、この「ぽこっとしたしこり」ができてしまい、不安になってネットで検索すると、「ぽこっとしたしこり」には様々な病気があり、その中のひとつに「脂肪腫」というものがあることが分かりました。そこで今回は、「脂肪腫」について調べてみました。
耳の下にぽこっとしたしこりが!押すと痛い!治療法は?何科を受診?
脂肪腫とは?どこに発生する?
「脂肪腫」とは、皮下の脂肪が腫瘍となって大きくなったもののことをいうそうで、40~50代の女性、また、肥満者に多いといわれています。
背中、肩まわり、首まわり、などの皮下組織に多く発生し、その次に、上腕、おしりまわり、太ももが多いのですが、顔、頭皮、足などにはあまり発生しないそうです。
大きさは?痛みはある?
大きさは、数ミリという小さいものから、直径が10センチ以上に及ぶものまで様々だそうで、見た目、皮膚がドーム状に盛り上がり、触ると、やわらかいそうです。
ほとんどが単発性ですが、一人の人に対し、たくさんの脂肪腫が発生することもあるそうです。
ただ、ほとんどが良性で痛みもないため、放置しておいても大丈夫なのですが、ゆっくりと数十年かけて拳大から赤ちゃんの頭ほどの大きさになってしまうことがあるそうなので、ある程度の大きさになった場合、手術で取り除いた方が良いようです。
手術は?再発は?
まだ小さくて痛みがない場合は手術をする必要はなく、経過を見るだけで大丈夫なのですが、目立つところにできた場合、やっぱり取り除きたいですよね。
小さいものであれば、多くの場合、日帰りの手術が可能とのこと。
ですが、5センチ以上の比較的大きい場合は、入院する必要があるようで、
ネットを検索していると、ピンポン玉大の大きさ(直径4センチほど)の脂肪腫摘出手術で5日間入院された方の話などがありました。
ちなみに、摘出手術は、
腫瘍の直上を、ほぼ腫瘍の直径に一致するように切開し、被膜を破らないように周囲組織から剥がして、摘出します。摘出後は、血腫(血が溜まる)を予防するため十分に止血し、必要に応じてドレーンを挿入、圧迫固定します。
巨大な脂肪腫では脂肪吸引法も適応となることもありますが一般的ではありません。
一般社団法人「日本形成外科学会」より。
とのことで、上記の方法で取ってしまえば、再発することもほとんどないそうです。
原因はストレス?
気になる脂肪腫が発生する原因として、染色体の異常が見つかっているそうですが、現在のところ、詳しいことは分かっておらず、ストレスとの因果関係は不明です。
何科を受診?
まずは、整形外科を受診することをオススメします。
自然治癒で消える?
残念ながら、自然治癒したり、消えてなくなってしまうことはないそうです。
そのため、気になる場合は、医療機関で相談することをオススメします。
さて、いかがでしたでしょうか。
脂肪腫について、
- 脂肪腫とは?どこに発生する?
- 大きさは?痛みはある?
- 手術は?再発は?
- 原因はストレス?
- 何科を受診?
- 自然治癒で消える?
について、まとめてみました。