ビールがおいしい季節がやってきました。
ひと仕事終えた後のビールは格別・・・
と、言いたいところですが、
実は、私はお酒が飲めません。
しかし、ビールが大好きな人も多いので、
今日はビールについて調べてみました。
ビールの成分は?プリン体が多いのは本当?
ビールといえば、プリン体。
世間では、痛風の元凶かのように、
言われていますが、
実は、ビールは、大麦を発芽させた麦芽を、
ビール酵母でアルコール発酵させて作られたお酒で、
主な成分として、ビタミンB群、炭水化物、
ミネラル、タンパク質が含まれており、
とても体に良い飲み物。
で、気になるプリン体の正体とは、
旨味成分で、ビールだけに含まれている訳ではなく、
ほとんどすべての食品に含まれており、
特にレバーやエビなどに多く含まれているのです。
ですから、酒類の中では、最も多くプリン体を含むビールも、
食品に比べると大した量ではないのですね。
ただ、ビールは、
大量に消費されることが多いことから、
そう言われていたようで、
健康な人が適度に飲む分には、なんら問題なし。
神経質になる必要はないようです♪
プリン体ゼロ、糖質ゼロのビールは?
ビールは、飲み過ぎなければ、
健康にはなんら問題ないことがわかりましたが、
それでは、最近出回っている、
プリン体ゼロ、糖質ゼロのビールは、
飲みすぎても健康に問題ないのでしょうか?
実は、「糖質ゼロ」と謳っていても、
まったくのゼロではなく、
消費者庁が定める、栄養表示基準に基づいていれば、
まったくのゼロではなくても、
ゼロと表示してOKなのだとか!
(ビールの缶に「糖類」と記載されています)
ここで、「糖類」が含まれていることが判明したのですが、
問題なるのは、この「糖類」で、
実は、人工甘味料「アセスルファムK」
が、使用されているのです。
「アセスルファムK」は、日本では、
2000年に使用が認められた食品添加物で、
スクロース(ショ糖)の約200倍もの甘さを持っていることから、
砂糖と同じ量で数倍の甘さを感じることができるのだとか。
そのため、0キロカロリーとして、
ダイエット食品によく使用されているほか、
摂取しても、体内にはほとんど吸収されないため、
糖尿病患者などの食品によく使用されているのだそうです。
しかし、自然界に存在しない、
「アセスルファムK」は、体内で消化できません。
ゆえに、尿として排出されるのですが、
体内では異物としてみなされ、
代謝が起きることなく、腸 → 肝臓 → 血管 → 尿
となるサイクルは、肝臓や腎臓にかける負担が、
とても大きいと言われているのです。
また、血管に溶け込んだ「アセスルファムK」が、
体内をぐるぐると巡った後、尿として排泄されることから、
体にもダメージを与えそうで、
なんだかちょっと恐ろしいですね。
今のところ、副作用や死亡例は報告されていないそうですが、
2000年に使用が認められたばかりなので、
これから20年後、30年後、
もっと言えば、50年後、
どのような健康被害が出るかは誰にも分かりません。
ちょっと話がそれてしまいましたが、
一見、健康そうに思える、
「プリン体ゼロ、糖質ゼロのビール」は、
ちょっと怪しいものです。
そんな甘い言葉に乗らず、
本物のビールを適量たしなむほうが、
よっぽど健康的なのかもしれません。