2025年6月29日放送の「ゲンキの時間」で、足首を鍛える方法について紹介されました。
教えてくれたのは、レイクタウン整形外科病院 SOLIFAS足の外科センターのセンター長である医学博士、栃木祐樹先生です。
ゲンキの時間で紹介!足首を鍛える方法
足首は、複数の骨、じん帯、筋肉が連携して構成されており、歩行や立位時に身体を支える役割を持っています。
下記5項目をチェックしてみて下さい。
- つまずいたり転んだりしやすい
- 繰り返し足首をひねる
- デコボコの地面を歩くのが不安
- 階段や坂道を下るのが不安
- ヒール靴で歩くのが苦手になった
このうち、一つでも当てはまっていると「ゆる足首」の可能性があるそうです。
(「ゆる足首」とは、足首が不安定になっていて危ない状態)
足首のゆるみの原因で最も多いのは、じん帯のゆるみで、足首のじん帯がゆるむと関節の安定が保てなくなり、足首が不安定になってしまうのだそうです。
(じん帯は、歩行に大切な関節を正しく支える役割をしています)
その、じん帯のゆるみの原因で一番多いのが、ねんざやケガだそうです。
そこで、今回のゲンキの時間では、足首のゆるみを改善するため、足首を鍛える方法が紹介されたので、調査してみました。
足首を鍛える理由
足首は全身のバランスを保つ重要な役割を果たしています。
足首が不安定になると、全身のバランスが崩れ、肩こりや腰痛などの原因となることがあります。
また、足首のトラブルは、最悪の場合、自律神経の乱れを引き起こし、頭痛や不眠、動悸などの症状を引き起こす可能性もあります。
足首を鍛える方法
座位かかと上げ体操
椅子に座った状態で、かかとを上げ下げする運動です。
- 硬さのある約5センチほどの台を用意します。
- 椅子に浅く座って台に両つま先をのせ体重をかけます。
- その状態でゆっくりとかかとを上げ下げします。
これにより、ふくらはぎの筋肉を鍛え、じん帯にかかるストレスを軽減し、足首の安定性を向上させます。
10回1セットとし、毎日、朝・昼・晩3セット行いましょう。
座位かかと上げ体操発展ver.
足首をねんざした後にオススメの体操です。
ねんざをした後、腓骨筋(ひこつきん)と呼ばれる、足首の外側の筋肉を鍛えます。
腓骨筋がしっかり働くことで、ゆるんだじん帯をサポートし、足首のぐらつきの支えになってくれます。
- 硬さのある約5センチほどの台を用意します。
- 椅子に浅く座ってつま先をのせ、親指側に力を入れ、かかとを上げ下げします。
まとめ
今回のゲンキの時間では、足首のトラブルを改善するための、足首を鍛える方法が紹介されました。
足首を鍛えることは、全身の健康を維持するために非常に重要であることが分かりました。
日常生活に取り入れやすい運動を行うことで、足首の安定性を高め、ケガの予防につながります。
足首のトラブルで困っているみなさん、ぜひ、番組で紹介された方法を参考に、足首を鍛えてみてくださいね。