Sponsored Link

オコゼに刺される

私がまだ、小学生の頃、夏休みになると、
父の生まれ故郷である淡路島に、
よく、遊びに行っていたのですが、

ある年の夏、魚釣りをしていると、
オコゼ(たぶん)という魚が釣れました。

魚のことを全然知らなかった私は、
釣れたオコゼを素手で触ってしまい、
親指を刺されてしまったのでした。

朝顔の葉でみるみる解毒

すると、みるみるうちに、
親指がしびれて紫色になってしまい、
痛くてたまらなくなり、

海の家に行って、
消毒液を貸してもらうことに。

しかし、海の家のおばちゃんから、

裏に朝顔の葉っぱがあるから、
それをもんで、つけてみ。

と言われたので、

私は、言われたとおり、海の家の裏に行き、
朝顔の葉っぱを軽くすりつぶし、
傷口にもむようにつけてみると、

なんと!みるみるうちに、
痛みと腫れが引いてきたのです!

ほどなくして、私の親指は、
何事もなかったかのように元に戻り、

私はその後、引き続き、
海水浴を楽しむことができたのでした。

朝顔の葉の効用は?

でも、大人になって、
この話をいろいろな人にするも、
ほとんどの人が半信半疑の様子。

そこで、ネットで、
朝顔の葉について調べてみると、

やはり、ハチ、ムカデ、サソリなどの虫刺されなどに対して、
解毒作用があることが分かりました!

江戸時代には、民間療法として、
虫刺されなどに、朝顔の葉が用いられていたことが分かっており、

昔の人の知恵というか、
民間療法って素晴らしいですね!

Sponsored Link

チョウセンアサガオの超強力な幻覚作用

可憐でありながら、解毒作用まであって、
私達を助けてくれる朝顔ですが、

同じ朝顔でも、「チョウセンアサガオ」
という朝顔は、とても恐ろしく、

誤って食べてしまうと、
量にもよりますが、1~2時間ほどで、

妄幻聴、幻覚、頭痛、めまい、吐き気、
意識喪失、排尿困難、呼吸停止、興奮、
錯乱、炎症、悪夢、

などといった症状に見舞われるのだとか。

また、他の違法幻覚剤とは、
比べ物にならないほどの超強烈な幻覚作用から、

「魔王」
「地獄への落とし穴」
「悪魔のトランペット」

との異名を持っており、

アメリカのある医師は、

これを飲んだ者は理性を奪われ、長時間、泣いたり、
笑ったり、多弁になったり、眠ったりする。

ときには正気であるように見えるが、実際には、
自分の話している相手が誰であるかも分からないのである。

何が起こったのか全く記憶していない。

と、報告しています。

くれぐれも、チョウセンアサガオには、
手を出さいように!

Sponsored Link