猫ってかわいいですよね~

以前はそう思っていました。

しかし、3年前から全くそう思わなくなりました。それどころか、憎悪の対象に(笑)

その原因は、ズバリ、”野良猫のフン”です。

これは、庭を持つ方なら分かってもらえる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、私が2年かけて編み出した、実際に、庭に野良猫が来る回数が激減し、野良猫のフンを1年以上見なくなった方法をご紹介します。

野良猫

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野良猫を撃退しようと本気で思うようになった経緯

まずは、その経緯(失敗体験)にお付き合い頂けますでしょうか。

なんで、そんなもんに付き合わなあかんのじゃい、結論だけが知りたいんじゃ!

という方はこちらからどうぞ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
野良猫の撃退(フン対策)に効果テキメンだった方法

賃貸マンションから庭付き一軒家に引っ越ししたのが始まり

始まりは、2022年秋でした。

それまでは、賃貸マンションで暮らしていたのですが、主人の実家(庭付き一軒家)に引っ越すことになったのです。

実は、庭付きの一軒家は、高齢となった義母が1人で暮らすには大変だということで、義母がコンパクトな賃貸マンションに引っ越し、その入れ替わりで、私と主人が一軒家に住むこととなったのです。

そんな庭付き一軒家ライフは、これまでの賃貸マンション暮らしとは違い、お隣との距離も十分にあって開放感があり、最初は最高だったのですが・・・

(庭は一面芝生で、義母によって手入れが行き届いていました)

引っ越しから1ヶ月間放置していた庭が猫のフンだらけに

引っ越してすぐは、家の片付けやその他の手続きなどに追われ、庭は放置している状態で、

1ヶ月ほどした頃、ぶらっと庭に出てみると・・・

なんと、あちこちに野良猫のフンが!!

合計10箇所以上にフンがされていたのです。

思い起こすと、庭には、2~3匹の野良猫が現れていたのですが、何も知らない私は、

お庭に猫ちゃんが来てる♪

などと、呑気に構えていたのでした。

(野良猫といっても、そのうちの2匹は、毛並みの良い黒猫と白猫で、もともと飼い猫だったと思われる美しい猫だったこともあり、ほのぼのとしていました)

野良猫

毎日野良猫のフン始末をしているうちにフンの残像が目に焼き付いて離れなくなった

仕方なく、私は、10箇所以上に渡るその猫のフンを、嫌々、火ばさみで始末をしたのですが、

それから、ほぼ毎日、野良猫のフンの始末をすることに。

すると、そのうち、

今日も野良猫のフンの始末をしなければ

と、考えるだけで気が滅入るようになり、

やがては、庭に来る野良猫のことばかり考えるように。

そして、ついには、

完全にうちの庭がトイレにされている!!

と、怒りがこみ上げてくるようなり、

なぜ、私がこんなことをしなければならないのか?

なぜ、自分や家族が出したゴミではないものを、うちの家のゴミとして出さなければならないのか?

と、怒りが収まらなくなったのでした。

しかも、それだけではなく、毎日毎日、野良猫のフンを見ていることで、残像が目に焼き付いて離れなくなり、四六時中、気持ち悪くなっていったのです。

野良猫にエサをあげている人がいた

こうして、それまでは普通にかわいいと思っていた猫が、全くかわいいとは思わなくなり、憎むべき”うんこマシン”と認識するようになったのですが、

(テレビや雑誌などで一般的にはかわいいとされている猫を見ても憎悪しか感じなくなりました)

そんな中、野良猫が甘えた声で鳴いていたことから、外に出て庭の外をのぞいてみると・・・

なんと、おじさんが野良猫のエサらしき袋を持って立っており、野良猫がどこからともなく、わらわらと集まって来ていたのです。

実は、家の近くには公団があるのですが、その公団の住人が野良猫にエサをあげていたのです。

(道理で、みんなふくよかで毛艶が良いはずです)

これには、

自分はエサをやって、猫から懐かれ、気分が良いだろうが、うんこの始末は私が担当なんて・・・

許せん!

おっさん、うちの庭のうんこ掃除しにこいや!

と、怒り心頭となったのですが、

そんなことを言える訳もなく。

特に今時は、鳥獣保護が異常で、市町村が害獣を駆除してくれません。

(我が家の近くは、カラスも大量に集まってきて、滅茶苦茶うるさくなる時があるのですが、なんとか追い払ってもらえないかと役所に問い合わせても、法律で決まっているので、何もできませんと言われました)

そういえば、先日も、タクシーの運転手が鳩をひいてしまって、逮捕されていましたし、

スーパーに熊が出ても、駆除もせず、お山へ返してあげていましたっけ。

ちなみに、マンションのベランダで、鳩に卵を産みつけられた際、その卵を捨てても、逮捕されるのだとか。

野良猫

3匹の野良猫に完全にナメられていた(怖がらなかった)

さておき、その後も、毎日、私は、おっさんが餌付けした野良猫のフン取りを強いられていたのですが、

庭に侵入してフンをする野良猫は合計3匹で、3匹が入れ替わり立ち替わり庭に入ってきていました。

そんな中、私は、庭で野良猫を見つけるたびに、庭に飛び出して行き、追い払っていたのですが、

この3匹は、おっさんが餌付けしていたせいか、完全な野良猫ではなく、人に慣れており、人を怖がらず、ゆっくり逃げたり、逃げたフリをするのです。

つまり、こちらが家の中に入ったら、また戻ってやろうみたいな感じがありありと分かるのです。

実際、私が家の中に入ると、また戻ってきており、完全に野良猫にナメられている感じでした(泣)

野良猫の性質を知る

こうして、私と主人は、

そもそも、野良猫が庭に入って来なくなれば、フン掃除をしなくてよい

と、考え、

まずは、野良猫の行動を観察するとともに、野良猫の性質を調べてみました。

野良猫がどこから庭に出入りしているのかを観察

そもそも、野良猫はどこから庭に出入りしているのか。

庭に入ってくる時はなかなか見ることができませんが、庭から出ていく時は見ることができます。

そこで、注意して観察していると、垣根の隙間や、門の横にある石垣、お隣との境にある塀を飛び越えていることが分かりました。

つまり、空いているところなら、どこからでも入って来ていたのです。

野良猫は縄張り意識が強い動物

そして、私も主人も、野良猫の習性についてはほとんど知らなかったので、野良猫の習性について勉強することにしました。

すると、野良猫は、かなり縄張り意識の強い動物で、一度ここが自分の縄張りだと決めた場所(つまり、気に入った場所)への執着がとても強いことが分かりました。

だから、追い払ったからといって、そう簡単には諦めず、またすぐに戻ってきていたのです。

ただし、野良猫の性格にもよるようで、粘着質な野良猫だけではなく、諦めの早い野良猫などもいるとのことでした。

野良猫は短い芝生の上を好み、ボーボーとなった長い草むらは嫌い

また、野良猫は、短く刈られた芝生の上が好きなようですが、

(たぶん、柔らかくて気持ちいいのでしょう)

一時期、庭の芝生の手入れをせず、放置していた(雑草が膝上まで伸びてボーボーとなっていた)時には、意外と、フンはほとんどされていなかったのです。

実際、

ついに、”究極に楽ちんな野良猫対策”発見!

と、喜んだのですが、

そんな喜びも束の間、その代わり、今度は虫が大量に発生して、しょっちゅう、家の中で、気持ちの悪い、訳のわからない虫を見ることになり、これは却下となりました。

野良猫は自分の子供にも縄張りを教える

さらに、野良猫は、自分の子供にも縄張りを教えるらしく、もし、その野良猫が死んでも一件落着ではなく、

代々、子供、孫・・・と引き継がれていくため、永遠に庭に野良猫が来ることになるといいます。

野良猫の撃退(フン対策)に効果がなかった方法

以上のことから、実際、どうやったら、野良猫が庭に入って来なくなるのかをGoogleで調べると、あれよあれよと出てきたのですが・・・

ハッキリ言って全て駄目でした。

なぜなら、Googleのシステム上、必ずしも役に立つ記事が上位に表示される訳ではなく、

まず、最上位に表示されるのは、最も高い広告料を払ったサイト、その次に、大企業、有名企業、権威性の高いもの(国家資格を所持している等)が表示されるからです。

つまり、企業が売りつけたいサービスや商品の記事しか上位に表示されないからです。

(数年前までは、拍子抜けするほど簡単で安価な方法を、個人の方が趣味で綴るブログで紹介したものが、上位に表示されていたのですが、現在はほぼ皆無です)

野良猫

そんな中で、私のブログが上位表示されることはまずないと思うのですが、

野良猫に悩まされてきた愚痴を聞いてもらいたい思いと、試行錯誤の末にその悩みがかなり軽減された喜びを聞いてもらいたい思いで、この記事を書いています。

(この記事で、直接、私の収入はほとんど増えませんが、この記事を気に入ってもらったことで、他の記事も見てもらえれば、その中には、私に公告収入が頂ける記事もありますので、本当の狙いはそこです(笑))

それでは、まず、Googleで上位に表示された、ほぼ効果のなかったものをご紹介します。

なんで、そんなもんに付き合わなあかんのじゃい、結論だけが知りたいんじゃ!

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野良猫の撃退(フン対策)に効果テキメンだった方法

トゲトゲマット(塀の上に設置)

まず、最初にしたのは、トゲトゲマット。

野良猫の出入りを確認したうえで、塀の上にトゲトゲマットを設置したのですが・・・

これは効果がありませんでした。

野良猫は普通にトゲトゲマットの上に座ります。

また、そのトゲトゲマットの上に座った状態から、普通に塀へジャンプもしており、全く痛くないようで、怖がってもいませんでした。

なので、このトゲトゲマットは、野良猫が入ってこれないように、物理的に小さな隙間を塞ぐために使うことにしました。

番人くん(野良猫の通り道に設置)

そして、次に”番人くん”なるものを設置しました。

超音波で野良猫を撃退するという代物です。

野良猫の通り道に番人くんを設置すると、野良猫が通った時に、番人くんが感知し、超音波を発射するそうで、それが、野良猫が不快に感じる音なのだそうです。(人間も感じることがあるため注意が必要ですが)

野良猫の通り道に置くと良いようで、説明書きには

  1. まず野良猫の被害(侵入・フン)があるところに「番人くん」を設置します。
  2. 敷地内に野良猫が侵入すると、番人くんが感知し、自動で超音波を発射します。
  3. 徐々に不快な場所と学習させます。
  4. 野良猫は自分の縄張りをそう簡単にあきらめません。また野良猫があなたの敷地に戻ってきますが、番人くんが、再度起動し、超音波を発射。
  5. これらを繰り返すことで、野良猫はあなたの敷地=不快な場所と学習させます。

と、ありました。

この「番人くん」、設置した当初は、野良猫が来なくなり、効果があったかなと思ったのですが・・・

慣れてきたのか、しばらくすると、また野良猫が来るようになり、結果的に、効果はありませんでした。

ちなみに、「効果がなかった場合は返金」との謳い文句でしたが、なかなかに条件が厳しく、

そもそも、購入時の箱に詰めて商品を送らなければならないのですが、土に挿す部分の金属が本体から抜けず、本体のプラスチック部分が割れそうになって断念しました。

ローズマリー

野良猫はローズマリーの匂いが大嫌いだそうで、ローズマリーを植えて以来、野良猫がぱったり来なくなった人の話をネットで読み、私も植えてみようと思い、さっそくローズマリーを購入したのですが・・・

育てる知識がなく購入したため、すぐに枯らしてしまいました(泣)

その後、遅ればせながら、育て方を調べてみたのですが、いろいろと難しそうだったことや、すごい勢いで増えるということで、それはそれで困るので、結局、ローズマリーは諦めることに。

植物を育てることやガーデニングが好きな人には良いかもしれませんね。

エッセンシャルオイル(シトロネラ)

野良猫はエッセンシャルオイル(精油)のシトロネラの匂いも嫌いなのだそうです。

そこで、早速、シトロネラを購入して、野良猫のよく来る場所にまいてみたのですが・・・

毎日だと、シトロネラがすぐになくなってしまい、コストが高くつくので、これも断念。

当たり前の話ですが、雨が降ると流れてしまいますし、もし降らなくても、いずれ匂いは消えてなくなってしまうので、ずっとまきつづけなければならないからです。

もし、経済的にすごく余裕があれば試してみてもいいかもしれませんね。

野良猫の撃退(フン対策)に効果テキメンだった方法

ここまで、長々と私の失敗談に付き合っていただき、ありがとうございました。

そして、お待たせしました。

(すみません。結構なお金と労力をかけたにもかかわらず、全て効果がなく、誰かに愚痴りたくて・・・(笑))

最後に、野良猫が嫌がる庭造りで、私の経験上、最も効果があった方法をご紹介します。

音をたてる

実は、これ、拍子抜けするくらい簡単で、コストもかからず、効果がありました。

それは、「音をたてる」ことです。

この方法で、野良猫を見る日が激減しました。

あれだけ、毎日毎日、複数回、野良猫を見てきていた(侵入してきていた)のが、野良猫を見ない日が徐々に増え、1年以上経った現在は、時々しか見ないようになったのです!

しかも、一番、忌々しかった野良猫のフンを見なくなったのです!

(もう長い間、野良猫のフンは見ていません)

それでは、この「音をたてる」方法ですが、

私がしている方法は、細い棒(苗を支える金属棒)で、石畳や金属製のものを、カンカンと叩くだけです。

(常時見張っている訳ではなく、窓から野良猫が見えた時に、面倒くさがらず、庭に出てこれをするだけです)

これが、本当に効果てきめんでした。

野良猫は、この、金属製のものを叩く甲高い音が嫌いのようで、この音を立てると、野良猫は一目散に逃げていき、これを、数日繰り返すうち、学習したのか、本当に野良猫が来なくなったのです!

一瞬の滞在も許さず追い払う

ただし、注意事項があります。

それは、とにかく、面倒がらず、

一瞬の滞在も許さず追い払う

ことです。

これをしないと、野良猫は本当に図々しくなります。

季節の良い時は、私が室内で見えている状態にもかかわらず、目の前の、掃き出し窓のすぐ前の石畳の上で堂々とお昼寝しようとしたこともありました。

最初の頃は、それぐらい(昼寝)ならいいかと放置していたのですが、それだと、調子になり、フンもセットとなるのです。

庭で野良猫を見かけたら、一瞬の滞在も許さず、必ず追い払うようにしているうちに、野良猫が来る頻度が少なくなり、フンも見ること(フンの始末をする必要)がなくなったのです。

(我が家は、野良猫だけではなく、カラスもしょっちゅう来るのですが、カラスも全く同じです)

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【猫のフン対策】庭から野良猫を撃退する簡単な方法【実体験済】のまとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

いろいろ試してみた結果、効果があったのは、「音をたてる」ことでした。

現在(2025年6月)も、時々は、庭で野良猫(いつも同じ野良猫1匹)の姿を見かけるため、完全に撃退できたわけではありませんが、

当初は、図太く、我が物顔で庭を徘徊していた野良猫が、私の姿を見るだけで逃げていくようになりました。

そして、なによりも、野良猫のフンを見なくなった(フンの始末をしなくてよくなった)ことがなによりです。

おそらく、野良猫が、我が家の庭を、”鬼ババア(私)が居る居心地の悪い場所”と認識するようになったことが理由だと思われるので、これらかも、”鬼ババア”と思われるよう頑張っていこうと思っています(笑)

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

これを読んで下さった皆さんの、野良猫のフンに対する悩みが少しでも和らげば幸いです。

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