私は、じんましんのような皮膚の炎症に悩んでいるのですが、
それ以上に困っているのが肌の色素沈着です。

皮膚が炎症を起こし、治った後に、
色素沈着が起きることはよくあるそうで、

アトピー性皮膚炎などでも、
多く見られることから、

色素沈着に悩んでいる人は、
意外に多いのだそうです。

さらに私は、がまんできないほどの、
かゆみのため、掻(か)いてしまい、

その掻き壊しの後が、残っているようです。

一時的に肌が炎症を起しても、
通常、肌が健康な状態に戻ると、

黒くなってしまった部分も、
新陳代謝にともない、目立たないほど、
キレイな元の状態に戻るそうなのですが、

同じ場所が繰り返しかゆくなり、
掻き壊してしまった場合には、
自然に治るのだろうかと心配になります。

現在は、処方されている塗り薬、
アンテベート軟膏とヒルロイドソフトの混合で、
色素沈着が薄くなっているように感じるのですが、

症状が落ち着いている時には、
どういうことに気をつければ良いのでしょうか?

今回は色素沈着について、
調べてみました!

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色素沈着はなぜ起こる?

人間の皮膚は、外側から、
表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれているそうですが、

皮膚が、日焼けや炎症を起こすと、
表皮と真皮の境目にある「基底層」(表皮に属する)で、
作られている、メラニン色素の働きが活発になり、
肌が黒く見えるそうです。

ただ、私達の皮膚は、常に基底層で作られていることから、
徐々に新しい肌が表面に上がっていき、

古くなった肌(黒くなった肌)は、
最後には垢となって剥がれ落ちるのだとか。

このことを肌の「ターンオーバー」といい、
そのおかげで、肌が黒くなっても、
色素沈着することなく、元の肌色に戻るのだそうです。

しかし、強い炎症や、弱くても慢性的に炎症がある場合、
表皮と真皮の境目にある基底膜が崩れ、
メラニン色素が真皮側に取り込まれてしまうというのです。

真皮ではターンオーバーの周期がとても長いことから、
メラニン色素を取り込んでしまうと、
それが色素沈着となるのだそうです。

こうなると、肌が元の色に戻るまで、
半年から、場合によってはそれ以上かかることがあるようで、
根気よく治していくことが必要となるようです。

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色素沈着を改善するには?

私のようにひどい炎症や慢性的な炎症で、
色素沈着を起してしまった場合、

一番大切なことは、炎症を治すことだそうですが、
これがとても難しいです。

それでは、炎症を治すには、
どうしたらいいのかというと、

・生活習慣と食生活を見直すこと

食べ物では、ビタミンCを摂取したり、
ベータカロテンを含む緑黄色野菜を多く摂ると、
効果があるようです。

また、睡眠時間がとても重要で、
ターンオーバーを促すホルモンは、
睡眠中に分泌され、

特に、22時~2時の間に、
活発になることから、

この時間に就寝するとベストなのだとか。

(お肌のゴールデンタイムと言われるのは、このためです)

・ストレスをためないこと

確かにイライラすると、
か~っと血が上り、血流が良くなるせいか、
肌がかゆくなるような気がします。

そして、ストレスを解消するかのように、
肌をかき始めてしまう(しかも無意識で!)、

という経験があるので、
本当にストレスは大敵です!

・紫外線対策

紫外線がメラニン色素を増やし、
色素沈着を悪化させてしまうことから、

夏だけではなく、冬でも、
紫外線対策をすることが必要なのだそうです。

肌も体の一部なのだと、
当たり前のことを忘れてしまいがちですが、

やはり、色素沈着を改善するのも、
他の健康法と同じく、規則正しい生活や、
食生活が大事だということなのですね。

そのことを意識しつつ、もっとよい改善策がないか、
日々探し続けたいと思います!