朝日が人間に与える良い影響について、
記事を書いた時、
「メラトン」というホルモンのことを、
初めて知りました。
そこで、今日はメラトニンについて、
調べてみました!
メラトニンとは睡眠ホルモン!
そもそも、メラトニンとは、
分泌されると副交感神経が優位になり、
体が休息に適した状態になるのだそうで、
人間は、朝、太陽の光を浴びると、
体内時計がリセットされ、この体内時計からの信号で、
メラトニンの分泌が止まり、活動モードになるのですが、
目覚めてから14~16時間後くらいたつと、
体内時計からの信号で、再びメラトニンが分泌されます。
それで、深部体温が低くなり、
自然な眠りに私達を導いてくれるため、
メラトニンは、別名、
「睡眠ホルモン」とも呼ばれているのだそうです。
メラトニンには抗酸化作用も!
メラトニンが、私達を快眠へと導いてくれる、
重要な働きをしていることが分かりましたが、
実は、メラトニンには、
ほかにも、大変有用な働きがあります。
それは、「抗酸化作用」で、
活性酸素や一酸化炭素などの物質を、
分解したり除去したりして、
細胞の酸化を防いでくれるのですが、
この結果、細胞の新陳代謝が促され、
アンチエイジングといった老化防止のほか、
アルツハイマー、パーキンソ病などの、
生活習慣病などの予防にも、
効果があると考えられているのだとか。
また、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)と呼ばれる、
強力な免疫細胞を活性化させる働きをするため、
免疫力を強化し、様々な病気を防ぐ働きがあり、
メラトニンは、近年、がん治療にも、
役立てられているのだそうです。
メラトニンが減少する?その理由は?
ただ、メラトニンは、
加齢とともに減少するそうで、
子どもがよく眠るのに対し、
年をとると、朝早く目が覚めたり、
夜中に何度も目が覚めたりするのは、
加齢により、体内時計の調整機能が、
衰えているからなのだとか。
それ以外にも、メラトニンの分泌は、
主に光によって調整されているため、
夜中に明るい光を浴びていると、
体内時計の働きが乱れて、
メラトニンの分泌が抑えられてしまうそうで、
現代人は、夜遅くまで、
パソコン、ゲーム、テレビ、スマホなどをして、
明るい光を浴びていることから、
日中、時差ボケのような、
ぼ~っとした状態で過ごしている人が多いのだそうです。
メラトニンを増やすには?
それでは最後に、メラトニンを増やすには、
どうすれば良いのでしょうか?
それは、生活リズムを整え、
適度な運動をし、ストレスを溜めない、
という基本的なことが大切なのだとか。
さらに、就寝前には、
カフェインや光(パソコン、テレビ、スマホなど)の、
強い刺激を避けることも重要ということで、
残念ながら、私は、
守れそうにありません・・・
やはり、健康には、
メラトニンというよりも、
規則正しい生活が、
一番大切ということですね。