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じんましん発症

2011年頃、全身にじんましんのような湿疹が表れ、
猛烈なかゆみと、焼け付くような痛みに悩まされました。

症状は、赤く盛り上がったり、ミミズ腫れのようになったり、
様々に変化し、全身を細かい針で刺されているような、
チクチクした痛みで、服を着ているだけで肌が擦れて痛みました。

さらに、肌がとてももろくなり、ストッキングや、風船のように、
爪でひっかくだけで皮膚が裂けて血が出るように。

体を動かすだけで、肌が引きつり、服が触れたところは、
動けないほどの痛みに苦しめられました。

当時、私はお薬を使わずに、できるだけ、
自分の力(免疫力)で治したい、と思っていたことから、
病院へ行くのが遅れてしまい、かなり悪化させてしまったようです。

ついに、病院へ行くと、注射をしてもらい、
薬を処方してもらうのですが、

まるで、効かず、もう一度病院を訪れ、
先生に言って、もう少し強めの薬を処方してもらいました。

また、注射も効かなかったことから、
注射は点滴に代わり、病院のベッドの上で点滴をうつこと30分。

ベッドに横たわりながら、ぼんやりと、
薄緑色の壁や天井を眺めていたことを今でも覚えいています。

こうして週に1度、点滴に通い、併せて投薬で治療を続けました。

それから半年ほど経った頃、治療の効果か、自然に良くなったのかはわかりませんが、
じんましんは出なくなりました。

病院へは早めに!

思い起こせば、その数年前から、冬だけ背中がかゆくなったり、
首だけがかぶれるようになったことがあったので、
それが前兆だったのかもしれません。

この時くらいに病院へ行っていたら、
ここまでひどくならなかったかもしれません。

じんましんは悪化すると、自然に治るとは考えにくいです。

仮に何年かかかって治ったとしても、
お薬なしでは猛烈なかゆみと痛みに苦しむことになり、
おそらく発狂するでしょう。

とにかく早めに病院へ行くことが大事だと思いました。

手指の水疱

ところで、じんましんは引いたものの、まるで、
入れ替わりのように手指が荒れ始めました。

指に小さな水疱ができ、とてもかゆく、
さらにその水疱がつぶれると、赤くただれ、
焼け付くような痛さがありました。

そのせいで、指の先が黒ずんでしまい、
一時期は、すべての指にガーゼを巻いている状態だったのです。

それでも、手以外は、その後、
大きな皮膚トラブルもなくお風呂上がりに乾燥を防ぐ、
クリームを塗るだけで良くなったのでした。

再び悪化、じんましんが全く治らない!薬は?

しかし、2016年6月頃から体調が悪化。
皮膚の調子が再び悪くなり皮膚科へ。

ひいたり、出たりを繰り返し、投薬でなんとか乗り切っていたのですが、
同年8月頃から頭皮がかゆくなり始め、10月頃、体中の皮膚が突然悪化します。

以前のじんましんを凌ぐほどの、全身のかゆみと痛みに襲われてしまい、
さらに、頭皮のただれ、かゆみも重なり苦しい状態に。

すると、肌だけではなく、体調まで悪くなったようで、
次の日、会社を休んで皮膚科を受診しました。

かかりつけの病院なので、先生に事情を説明し、いつものお薬、
アンテベート軟膏とヒルドイドソフトの混合クリーム
飲み薬であるオロパタジン錠とザイザル錠を多めに出してもらいました。

病院から帰っても相変わらず具合が悪く、ベッドに倒れ込むと、
爆睡してしまうほどだったのですが、お薬のおかげで、
体中に現れたじんましんや、かゆみも徐々にひきはじめました。

※投薬治療で症状をおさえつつ、2016年12月現在も、
まだ薬を服用中です。

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~その後~

あれから9ヶ月が経ち、現在2017年9月なのですが、
相変わらず皮膚はかゆく、塗り薬でコントロールしている状態です。
(錠剤は飲んでも効果が感じられず、今は飲んでいません)

塗り薬を1週間連続、夜シャワーした後に塗っていると、
しばらく塗らなくても、お薬の成分が残っているせいかかゆくないのですが、
何日か塗らないでいると、少しづつかゆくなってきます。

以前は、なるべくお薬を塗らずに、自然に治そうと考えていたのですが、そうすると、
悪化する一方であることがわかり、今は、かゆくなるとすぐにお薬をぬるようにしています。

すると、症状が軽いうちにひきますし、何より、かゆみが軽度ですみます。

今大事なことは、塗り薬を切らさないこと。
残り少なくなってきたらすぐに皮膚科へ行くことにしています。

なんだか情けない気持ちになりますし、
自分のこととはいえ、嫌だな~と思い始めると、
本当に病院に行くのが苦痛になってしまうのですが、

あまり、こういうこと(病院に行くこと)に感情を交えず、
仕事や習慣のように淡々とやるようにしています。

時々、もう、ずっとこのままなんじゃないかと、
あきらめの境地になることもありますが、

それでもやっぱり根治に向けて、
出来る限りのことをしていこうと思っています。

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