私は、冬になると、風邪予防に、
はちみつレモンを作って、毎晩飲むようにしていたのですが、
夏には飲んだことがありませんでした。

ところが、この夏、早くも体調を崩してしまい、
夏の体調不良の原因と解消法を調べてみたところ、

解消法のひとつに、栄養バランスの良い食事を摂る、
というのがありました。

その中でも、特にビタミンやミネラルを摂取することが、
大切だということを知り、ふと、レモンを思い立ちました。

そうです、レモンは冬だけのものではないのです!
そう言えば、まだ、我が家の冷蔵庫に、
特大のポッカレモンがありました。

これを使わない手はありません。

ということで、
今回はレモンについて調べてみました!

レモンの効果効能

・ビタミンCの強力な抗酸化作用

レモンと言えば、誰でも「ビタミンC」が思いつくと思うのですが、
ビタミンCには、強力な抗酸化作用があって、
しわ、たるみ、シミなど、お肌のトラブルの予防に効果を発揮。
美しい肌の状態を保ってくれます。

このため、レモンの皮で手足をマッサージすると肌がスベスベに、
爪を磨けばつやが出て美しくなるなど、
私達女性の強い味方となってくれるのです。

ちなみに、私は
「瀬戸内海の海をみながら育ったレモン」
というハンドクリームを最近使い始めたのですが、

私の手のように、湿疹で荒れてジュクジュクしていても、
しみることなく、す~っと馴染んで、
スベスベになってくれるので、とても重宝しています♪

また、ビタミンCは、その抗酸化作用により、
ストレス、激しい運動、紫外線、喫煙、飲酒などで、
体内に生じた活性酸素の害から細胞を守る働きもしているそうです。

活性酸素は、老化、がん、生活習慣病を引き起こす恐ろしい物質なので、
それを防いでくれるビタミンCは、とてもたのもしい存在と言えますね!

・クエン酸で疲労回復

そして、レモンには、もうひとつ、
忘れてはならない、とても大切な成分、
クエン酸が多く含まれています。

活性酸素による酸化ストレスにより、
細胞がダメージを受けている状態を、
「疲労」というそうですが、

このダメージを受けた細胞を修復するために、
クエン酸が活躍してくれるということで、
いわゆる、疲労回復の効果が期待できるのだそうです。

ちなみに、ごく最近まで、疲労とは、
筋肉に乳酸が溜まったことで起こると考えられていたそうですが、
現在では、その考え方は否定されているようです。

ただ、疲労回復の効果に、クエン酸が役立っていることには、
変わりはないとのことで、一安心ですね♪

また、クエン酸には、脂肪を燃焼したり、
老廃物を体外に排出する働きもあるとのことで、
ダイエットの効果も期待出来るのだとか。

体内時計をリセット

また、意外なことに、レモンには、
体内時計をリセットする働きもあるそうです。

「ポッカレモン」でおなじみの、
「ポッカサッポロ」の研究結果によると、

これまでも、レモンの香り成分であるリモネンを動物にかがすと、
体内時計を同調できる可能性が示されていたそうですが、

さらに、その後の研究で、リモネンやレモン果汁の摂取が、
体内時計を調整している「時計遺伝子」が現れるのを、
高める作用があることが分かったそうで、

「時計遺伝子」により、体内時計の同調が促進され、
目覚めが良くなるとのことなので、

朝起きた時にレモンを摂取すると良いのだとか。

爽やかなレモンの香りで1日を始めると、
それだけでも、清々しく過ごせそうですね!

二日酔いに効く!

レモンは、二日酔いにも効果があるそうです。

アルコールを大量に摂取すると、
肝臓はそのアルコールを分解しようと、
フル回転で働くのですが、

そんな疲れた肝臓の働きを、
レモンに含まれている豊富なビタミンCが、
助けてくれるのだそうです。

また、肝臓がアルコールを分解すると、
アセトアルデヒドという物質が生産され、

その後、アセトアルデヒドは代謝されるのですが、
この代謝がうまくいかず、
血液中にアセトアルデヒドが増えることで、
二日酔いになってしまいます。

ビタミンCには、このアセトアルデヒドを、
減らす働きもあるようで、

二日酔いで気分のすぐれない朝は、
ぜひ、レモン水を飲んでみるのがよさそう♪

ダイエット効果も!

レモンには、ビタミンCやクエン酸の他に、
ポリフェノールの一種である「エリオシトリン」
という成分が含まれているそうで、

この「エリオシトリン」が、
肝臓、腎臓、血管中での過酸化脂質の生成を抑制し、
肥満を予防してくれるのだとか。

また、食物繊維の一種である「ペクチン」も含まれており、
この「ペクチン」が食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、
コレステロールを下げる働きをしてくれることから、
ダイエット効果が期待できるそうです。

揚げ物にレモン汁をかけて食べるのは、
決して風味だけの問題ではなく、
腸での脂肪の吸収を抑える目的があったのですね。

さて、いかがでしたでしょうか。

黄色がかわいい、とても絵になる果物レモンには、
こんなにたくさんの効果効能があったのですね。

しかも、スーパーで手軽に、
手に入るのもうれしいところ。

健康や美容のためにも、レモンを摂ることを、
毎日の習慣に加えたいと思いました♪

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